El fandango en la frontera

辺境のファンダンゴ。メキシコ在住ライターのラテンアメリカ情報ブログ。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

クアトロ・スキヤキ・ミニマルのメキシコツアーと気がかりなこと 

富山発、世界のルーツミュージック・フェスティバルのスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドから生まれたユニット、クアトロ・スキヤキ・ミニマルが現在初のメキシコツアーを行っています。メキシコシティでの活動を日本の媒体のために取材中です。

cuatrogira.jpg

それで、彼らの公演告知のためにブログを書こうと思ったのですが、その前にメキシコがちょっと黙ってられない状態になっているので、個人的な見解をここに書きたいと思います(確証があるわけではありません。あくまでも個人的な見解です)。

ゲレロ州のイグアラ市でアヨツィナパの教員養成学校の学生たち6名が警察に殺害され、43名の行方が1ヶ月以上経ってもわかっていない事件で、いまメキシコじゅうが政府に対しての怒りに震えています。メキシコ各地で数日おきにデモが行われている状態です。11月4日には行方をくらましていたイグアラ市長とその妻がメキシコシティの住宅街で拘束されました。奇しくもその逮捕劇は11月5日(昨日)のアヨツィナパ支援総決起デモの前日に起こった。彼らの居所がわかっていた政府が彼らの「逮捕劇」のタイミングを窺っていたのではないかと囁かれています。
政府御用達テレビ局のテレビサが「逮捕劇」をどのメディアよりも早く報道したのもキナくさいです。

また昨日は、UNAM(メキシコ国立自治大学)の前を走るメトロブスに、覆面をした者たちが火炎瓶を投げ、バスが炎上する騒ぎもありました。でもこの件を反体制の活動家や、学生たちが引き起こしたのではないかと考えるのはあまりにも短絡的です。
この騒ぎをきっかけに、ふだん警察が介入することが許されないUNAM内に機動隊が入りこんでいます。
現在UNAMのほぼすべての関連施設では、アヨツィナパを支援し、政府を糾弾するために、占拠やボイコット運動が起こっています。
昨日のバス炎上事件は、UNAMの動きを鎮圧したいがための行為だったのでは?ともとれるわけです。

確かにメキシコは物騒ですが、それは権力者たち(政府も含めた犯罪組織)の利権争いが原因。
ここには、どこの世界とも変わらずに、家族や仲間を大切にし、働き、泣いたり笑ったり、怒ったりしながら日々を暮らす、まともな人のほうが圧倒的に多いんです。
アヨツィナパの学生たちが、過激派であるとか、麻薬組織との関連があるとかいう情報操作もありましたが、彼らはただ勤勉で、皆にとってより良い社会を目指す人たちなんです。でも、権力者たちにとって「考え」を持つ者が増えるのは、利権上都合が悪い。数ヶ月前から勃発しているポリテクニコの学生たちによる5万人規模のデモも、そのような権力者側(各国政府も外資系大企業もみんなそうだ!)の非道な姿勢に原因がある。

デモされたら、道は塞がれるし、交通網もぐちゃぐちゃになって迷惑だよ。でも、それはデモをしている人たちのせいじゃない。そのデモを起こさせる原因となる「奴ら」が悪いわけです。
そして、デモが一切起こらなくなったときの方がヤバい。
本当の「敵」とは、大きな力に恐怖を感じる自分の中の弱さだと思っています。

soydelincuente.jpg
「この国を牛耳る者たちとって:私は犯罪者。私は20歳。私は若者。私には権利がない:仕事、保険、教育、住居、公平さ、命にさえも....」




さて、ちょっと話が長くなってしまいましたが、クアトロ・スキヤキ・ミニマルに話を戻します。
メンバーにはアフリカの親指ピアノ(リンバ)奏者のサカキマンゴー、韓国伝統打楽器奏者としてシーンを牽引するチャン・ジェヒョ、メキシコの実験、現代音楽シーンで活躍する驚異的な声を持つファン・パブロ・ビジャ、超絶ギタリストのフェルナンド・ビグェラスらが参加。鹿児島とテノチティトラン(スペイン侵略前のメキシコシティの呼び名)とソウル、そしてすべての母であるアフリカが繋がる究極のミクスチャー!

本日11月6日はメキシコシティのチャプルテペックの森にある、UNAMの文化センターCASA DEL LAGO
明日11月7日はメキシコシティ南部のCENART(国立芸術センター)で公演。
なんと両公演とも入場無料です。メキシコシティにいらっしゃる方、ぜひぜひ!!

11月8日はハリスコ州グアダラハラで公演。

詳細はクアトロ・スキヤキ・ミニマルのFacebookページを!

今日と明日のコンサートがとても楽しみです!


[ 2014/11/06 09:51 ] お知らせ | トラックバック(-) | CM(0)

メキシコの治安最新情報について 

All About(オールアバウト)でメキシコの治安最新情報を7月末に更新しています。メキシコ国家治安局のデータを参照にした危険州リストも掲載しました。これからなるべく細かく更新していきますので、安全に旅を楽しむためにも、ぜひチェックしてくださいね〜。

「メキシコの治安最新情報」
http://allabout.co.jp/gm/gc/413108/

そのオールアバウトの記事では、現在ミチョアカン州は危ないということを書いていますが、実際に頻繁に現地へ行っているメキシコ人にとったら、「今ミチョアカンは大丈夫だよ!結局世界のどこにいたって、抗争にぶちあたるか、誰かに殺されるかどうかなんて誰もわかんないもんだよ」とのことでした.....言い得て妙。
しかし、最近のミチョアカン州の動きがおかしいのは確か。
500人余りを収容する孤児院を運営する80歳を超えたロサ母ちゃんが突如逮捕されたり、ミチョアカンを牛耳っていたラ・ファミリアの後を継ぐ形で生まれた組織、カバジェロス・テンプラリオスを追い出した地元自警団のリーダーが海軍に拘束されたり、元ミチョアカン州知事の息子が逃走中のカバジェロス〜の親分と密談している映像が世に出回ったりと、何かと不可解である。これは「誰か」が、いろいろと世に隠したいことがあるから、あえて大騒ぎしているのかなあとも思うけど......。
火のないところに煙は立たないわけで、観光地はコントロールされていると思うけれど、極力田舎方面(山の中を通るとか)へは行かないほうがよいとは思います。



[ 2014/08/09 08:52 ] お知らせ | トラックバック(-) | CM(0)

メキシコ映画『闇のあとの光』が日本公開! 

yaminoato.jpg
『闇のあとの光』チラシ(配給:フルモテルモ/コピアボア・フィルム)

2012年にカンヌ国際映画祭監督賞を受賞したメキシコの映画監督カルロス・レイガダス監督、映画「闇のあとの光」 が、2014年5月31日より、渋谷ユーロスペースで公開されています。
東京の上映後は、国内を巡回上映していきますので、ぜひ公式ホームページのスケジュールをチェックしてみてください。

『闇のあとの光』日本公式ホームページ

劇場で販売されているパンフレットで、レイガダス作品のなかに描かれるメキシコについての記事を書かせていただきました。
難解だと言われることも多いレイガダス監督の作品ですが、私は、かなりストレートな表現する人だな、と思っています。
また日本での公開にあたって、監督のメッセージを撮りに、メキシコシティから車で1時間ほどのところにある、テポストランという村まで行ってきました。
そのビデオは、公開初日に劇場で流れたそうです。

映画.comにて公開された、そのビデオ
http://eiga.com/movie/80024/video/4/


『闇のあとの光』予告編




[ 2014/06/06 15:12 ] お知らせ | トラックバック(-) | CM(0)

ラテンのステレオタイプを打ち破る人、音楽、映画 

1797456_10152118678658422_1480169405_n.jpg
ビベ・ラティーノ2014出演時のアナ・ティジュ

チリのMC、アナ・ティジュのCD日本発売元のBARRIO GOLD RECORDS(ミュージックキャンプ)のブログに、アナ・ティジュがメキシコシティで行われたラテンアメリカ最大級ロックフェス、ビベ・ラティーノに出演した時のレポートを書かせていただきました。音楽だけでなく、立ち居振る舞いもカッコいい人だと再確認。ぜひ、読んでください。
メキシコからレポート!アナ・ティジュ、ビベ・ラティーノに出演
チリといえば、地震が気になるところですが、11日にも地震があったようですし、これ以上被害が大きくならないことを祈るばかりです….


そんなミュージックキャンプ代表の宮田信さんがDJを担当するInter FMの新番組『SUEÑO DEL BARRIO (バリオの夢)』が大好評だそう!
suenodebarrio.jpg

日本在住の方は、radiko でも聴けますよ!しかし、メキシコではradiko聴けないのが非常に残念なんだよな…。
毎週金曜日 25:00 - 26:00の放送。

詳しくは番組ホームページを!

宮田さん曰く、チカーノ好きの人には、それ以外の南米の音楽を、南米好きの人には、チカーノ音楽の面白さをしっかり伝えられるような内容を心がけて、選曲にもかなりこだわっているとのこと。確かにロスのチカーノたちって、ソウル、ヒップホップ、エレクトロもクンビアやサルサなどのトロピカルな音楽も分け隔てなく聴いているし、寛容で多様な感覚を備えた色んなアーティストが生まれている。そんな空気こそが、今の時代のラテンなんだよね〜と思います。


そして、従来のラテンのイメージを覆すといえば、現在日本で公開中のブラジル映画『聖者の午後』(フランシスコ・ガルシア監督)。
cores.jpg(C)Action,inc.

3月から公開され、巷でじわじわと評判になってる様子。
映画の紹介記事をwebマガジンTABIZINEの記事<知られざるリアルなブラジルから世界が見える。映画『聖者の午後』が日本公開 >で書いたので、そちらもあわせて読んでみてください。



『聖者の午後』予告編


はからずも、今回のブログで書いたことって、ラテンのステレオタイプを打ち破るものばかりです。ぜひチェックしてくださいね。




[ 2014/04/10 22:07 ] お知らせ | トラックバック(-) | CM(0)

ソニード・ガジョ・ネグロ『神秘のクンビア』が絶賛発売中 

BG5155.jpg

昨年日本発売されたデビューアルバム『野生のクンビア』が大好評で、日本でもファンが続出したメキシコシティのバリオ発、謎のクンビア軍団、ソニード・ガジョ・ネグロ。彼らの1月19日に発売されたセカンド・アルバム『神秘のクンビア』も順調です。大きく展開してもらってるお店もあるようで嬉しいかぎり。
前作よりもワイノ色、アフロカリブ色も濃厚。さらに呪術色が深くなっています。
彼ら曰くプログラミングなどをほとんど使わないで、楽器の演奏によりトランス状態に導くことにこだわったという、音楽での呪術をぜひ、体験してください。
試聴はこちら

展開していただいてるお店ではオリジナルステッカーをCDに同封しております。

※下記店舗のみ初回限定特典ステッカー封入
タワーレコード渋谷店・新宿店・池袋店
・仙台パルコ店・梅田大阪マルビル店・
難波店、神戸店
Q-vo! Records、DISCOS PAPKIN、
TRASMUNDO、EL SUR
(ステッカー封入盤はなくなり次第終了となります)

このステッカーがかっこいいのである。
紙じゃなくて、ビニールで、なかなかじょうぶなんだよ〜。

IMG_2482.jpg
IMG_2483.jpg

私も自転車に貼ってますぜ!


さて、タワーレコード・オンラインのweb版bounceでの連載『ハポチランガ・クロニクル』も2回目を迎えました。
今回は、バイカーやロカビリー愛好家が集まったフェスと、昨年末にアルバム、『ウナ・イストリア・デ・ファンダンゴ』を発売した、カンバラーチェのリーダー、セサル・カストロにアメリカ合衆国で盛り上がるメキシコ伝統音楽のソン・ハローチョについてインタビューしてます。ソン・ハローチョって?ファンダンゴって?そんな疑問を解決しま〜す!(あらヤダ、ちょっと媚びた言い回しかしら?)

記事リンクはこちらです  

次回の2月中旬掲載予定のバウンスの連載はソニード・ガジョ・ネグロに迫った内容にする予定なので、お楽しみに〜!
その他の連載記事はこちらのリンクからご覧ください。


最後にカンバラーチェの『ウナ・イストリア・デ・ファンダンゴ』にも収録されている『カネロ』のPVを紹介します。
ロサンゼルスのメキシカン・バリオで撮影されていますよ〜。ロスのファンダンゴの空気が伝わるいいビデオです。



[ 2014/01/28 18:09 ] お知らせ | トラックバック(-) | CM(0)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。