El fandango en la frontera

辺境のファンダンゴ。メキシコ在住ライターのラテンアメリカ情報ブログ。

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LATINA2011年1月号 メキシコの人身売買 

latina2011ene.jpg
現在発売中のラティーナ2011年1月号のメキシコニュース記事に
「メキシコの人身売買」について書かせていただきました。
というのも最近Catwalc(ラテンアメリカ・カリブ地域の女性と少女の人身売買に反対する組織)による、メキシコが「ラテンアメリカの人身売買で5位、児童ポルノ制作でトップ、それを購入する消費者数で第3位」という発表があったからです。



その発表の少し前の2010年10月23日、メキシコの新聞La Jorndaに掲載されたメキシコシティのメルセー市場、少女たちの売買の実態の記事はかなり衝撃的でした。

メルセーは巨大な生鮮食品、雑貨の市場ですが、同時にラテンアメリカ最大の売春マーケットでもあります。そこでは少女の人身売買が頻繁に行われていて、警察も見て見ぬ振りをしている。
育ての親、または血のつながった家族に売られ、幼い頃から体を売る事を強要され続ける。
監視下のなか、逃げる事も出来ず、誰にも相談できずに日々を暮らしているのです。

2009年にメルセーの売春問題について取材していたニューヨークタイムズの写真家が何者か(人身売買マフィアの手先に間違いない)によって片目を失う事件が起きていますが、犯人が誰かは追求されず、真相は闇の中....。
これがつい最近の出来事というのに、本当にぎょっとしました。
そして、この記事を読んで、周囲の人々からメルセーで写真をむやみやたらに撮るなと言われていた意味がようやくわかりました。

La jornadaの記事のなかには、10年前、危険だと知りつつもメルセーの事実を告発し、その後
少女たちの人権を守り、暮らしを援助する施設=「メルセーの家」を始めた男性についても書いてあり、
それには、一筋の希望を感じました。絶対取材したい、この男性!

メキシコは太陽のように素晴らしい国だけど、こういう深い闇の部分を抱えている国でもあります。
そりゃあ、メキシコの悪いところを、いちいち取り上げたくはないけど、しかし今まで何千万人という女性たちが苦しんで来たことを考えると、この事実はやはり書かなきゃいけない。

悪習を絶つためにも、世論がこの状況を変えるしかないだろうと思うのです。
外側から圧力をかけないと、マジで政府も警察もちゃんと動かない。
外からぎゃーぎゃー言ってもびくとも動かないこともあるのも事実だけど。
たとえば、ジェニファーロペス主演で映画が撮られたり、ニューヨークでチャリティーファッションショーが行われたりしてもシウダーフアレスの女性連続殺人、失踪事件は解決に向かっていない。

でも...「どうせ何も変わらないから」って、黙ってりゃいいってことじゃないでしょう?

....というわけで、
今回のラティーナの記事は色んな現地情報を訳したものがメインになっていますが、ぜひ読んでみてください。

このテーマ、自分でもちゃんと掘り下げて取材していきたいと思います。
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[ 2010/12/19 20:45 ] 業務報告 | トラックバック(-) | CM(1)
...「どうせ何も変わらないから」

これって、メキシコ人の口癖??って
思うほどみんなよく言いますよね。

それじゃ駄目なんだ!!って分かって欲しい。

なかなか雑誌がオアハカで入手できませんが、これからも掘り下げた取材を楽しみにしています!

あ、ちなみに12月27~28日くらいにDF行きます。

またメールします♪
[ 2010/12/20 10:23 ] さる [ 編集 ]
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