El fandango en la frontera

辺境のファンダンゴ。メキシコ在住ライターのラテンアメリカ情報ブログ。

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チアパスへ行ってきました1 

9月下旬に、グアテマラとの国境にあるメキシコ南部の州=チアパスの古都、
サンクリストバル・デ・ラスカサス(以下サンクリストバル)へ行ってきました。


SancrisZAP.jpg

サンクリストバル市内のサパティスタ支援のカフェにて。


chamula.jpg



サンクリストバルからバスで30分ほどの場所にあるマヤ系先住民の村、
サンフアンチャムラの教会。
この教会は、本当に土着とカトリックの融合で、神秘的だった。
たくさんの聖人像と、コパルという先住民が使う石のお香があるのだが、
その煙と香りが立ちこめる教会内。
そして、なぜか参拝者たちは、スプライトを飲んでいる.....。
教会の外だったら写真を撮っていいと係の人に言われたので素直に撮ってたら、
太鼓持ってたおじさんに怒られた!(先住民の人たちは写真が嫌い)
チャムラの民族衣装で、男性はモケモケの羊のようなチョッキを着用。
ノルテーニョ(北部)の人みたいにカウボーイスタイルのうえにこれを着るんですね。白と黒があるそうです。女性はサテンのブラウスにモケモケスカート。
なんとこれ、手織物なんだって。
あとチャムラの発展ぶりにも結構驚いた。
私が訪れたときは村祭りが行われていて、
ソカロにはメキシコシティに設置されるようなステージがあり、
レゲトンが大音量でかかってたよ....。
その様子が異様だったので、あとで友人に確認したらチャムラって
反サパティスタ系の思想が強い村らしく、
PRI(2000年まで71年間独裁政党だった制度的革命党)が大金をばらまいているらしいんだよね...。
もちろん、みんながみんな反サパティスタ思想をもっているわけでは決してないんだろうけどね。


sancrist3.jpg
sancrist4.jpg
sancrist2.jpg
sancrist6.jpg

2年ほど前、まだビザを持っていなかったときに、メキシコの滞在期間を延ばすための出入国で、グアテマラへ一日だけ行ってからバスで北上し、サンクリストバルを訪れたことがあります。そのとき泊まったホテルが最悪で、地球の歩き方にも紹介されている目抜き通りの中級ホテルで、トイレから水漏れしてるは、テレビのリモコンレンタル代とかという理由で150ペソを徴収されたまま、返してもらえなかったりで、もめたことがある(だいたいそんな金とるシステム自体がおかしい。というか払った私もアホだった)。


今回はそんな思いをしたくなかったので、現地の方のおすすめの宿に泊まった。
Hostel MiramarというCentroの宿で、シングルの個室、トイレ、バス付きで200ペソ(シーズンオフは150ペソ)。テレビつき、インターネット無線LANあり、ベッドも広々、タオル、シーツも毎日替えてくれる。ドミトリーもあって、それはもっと安いみたい。宿のオーナー家族も親切でいいです。
ぜひ、サンクリストバルへ行ったら利用してあげてください。
hostelMIRAMAR.jpg


実はサンクリストバルで、またぼったくられたんですが、まあ、それもいい想い出....な、わけねーだろ!!....すげー頭きたんだけど、騙された私も間抜けだったんだと自分に言い聞かせた。
ぼったくられたばっかりで落ち込んでいたところ、大雨が降って来たので、カフェで雨宿りしていたら、さっそく物売りの少女姉妹たちにたかられた。
私、子供やペットが苦手な冷たい人間で、犬や猫をみても「きゃー、かわいいー」と言って近寄ったり、子供に「~でちゅねー」とか喋りかけたりも、まったくしないのですが、どこへ行っても子供や動物、そして虫によくたかられます。

今回もニコニコしながらよって来て、素焼きの人形を売りつけられたのだが、私のスケジュール帳とペンを見て「絵を描いていい?」と言われたので、渡すと、絵を描きたい放題。「写真撮っていい?」といったら「5ペソ」と言われて、「金とるなら、写真撮るのやめるわ」といったら「じゃあ4ペソでいいから撮ってよ」と中途半端な値引きをされ、仕方なく撮ると、妹のほうも「あたしも撮ってよ~」と言うのでまた仕方なく撮ったら「はい、4ペソ!」とたたみかけるように言ってきた。
「この商売上手め!」と言ったら、「あっちの店にいるヨーロッパ人たちはちゃんと金払うぜ。この町じゃ当たり前なんだよ」だと。はいはい、ケチですみませんね。

sancristonina.jpg
sancristnina2.jpg

しかも勝手に絵を描いてきたくせに、「絵は一枚4ペソだ」とか言ってきたんで、そのやり方はさすがにフェアじゃないと思って説教。気がついたら、テーブルに置いておいた私が買った素焼きの人形もなくなっている。「おめーら、私が買った人形は?」と言ったら、気がつかない間に彼女たちが持っていた袋に戻してしまったよう。「わざとじゃないよ~!」と真剣に言ってきたので、どうやら故意ではなかったようだ。しかし、ジュースをおごれだの、あそこに売っているケーキが欲しいだの言われたうえに、「けっこう乳あるなー、おまえ」みたいに乳をさわられたりして、うるさーい!!!ついに、「さっき、ぼったくられたばっかりなんだよ。なのに、おまえらは、金、金ってなんだよ。いいかげんにしろ」と泣いたふりをしたら、心配されて「まあ、頑張れよ」みたいなことを言われた。
二人とも少女のくせにおっさんみたいな喋り方をしてたけど.....子供らしいところが残っていて正直安心したよ。
「学校にはちゃんと行けよ」、とお姉ちゃんのほうに言ったら、「行ってるよ!」と元気な答えが帰ってきた。
先生も感じがいいと言っていたので本当に行っているようだ。ちゃんと字も書いていた。

私は子供の頃、「学校なんて最悪、なくなればいいのに」と、いつも思っていたけど、メキシコにきて、学校で与える教育の大切さを思い知っている。日本には当たり前のように学校があるけど、彼女たちが住む村では、本当に最近学校が出来たくらいなんだろうなあ、というのも想像がつく。

学校だけで、すべてを学べるわけではないし、こういう道で商売やっている子は、普通の子よりも学んでいることがたくさんあるだろうが、生きていく武器としても、教育を受けるのは必要だ。
生まれながらに貧しい境遇に遭いながらも、教育をちゃんと受けたおかげで、人生が開けたという人々とたくさん出会ってきた。
サンクリストバルだけでなく、メキシコ全域で、働く子供たちはたくさんいる。
国際労働機関の調査によれば、メキシコでは500万人以上の子供たちが働いているそうだ。
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[ 2010/10/11 06:49 ] チアパス、レニャテーロス工房 | トラックバック(-) | CM(0)
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