El fandango en la frontera

辺境のファンダンゴ。メキシコ在住ライターのラテンアメリカ情報ブログ。

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南から北へ 移民たちの肖像 

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政府と麻薬組織の抗争が、激化の一途をたどるメキシコ。
2006年から2010年までの殺人事件被害者数は28000人に及ぶと政府から発表がありましたが、
そんなところに、先日タマウリパス州で起こった72人の中米および南米からの移民たちの遺体が発見されたというこのニュースは非常にショッキングでした。




8月28日のメキシコの新聞La Jornadaによれば、メキシコのチアパスとコアウイラに居る移民たちがデモを行ったそうです。
「私たちは犯罪者ではない。この国(メキシコ)に留まろうとも思っていない。ただ北へ仕事を探しに行くだけなんだ。私たちを安全に旅させてくれ」というプラカードを掲げて......。


日本公開された映画『闇の列車、光の旅』でも描かれているように、中南米からの不法移民たちは貨物列車の上に乗って移動するのですが、列車からの転落によって手や足を切断してしまったり、強姦されたりする身の危険を感じながら長い期間を過ごすのです。その旅が終われば、よりよい暮らしや希望があると信じて......。
しかし、その“アメリカンドリーム”が一生覚めない悪夢になることもある......。
rutaMig.jpg
中米からメキシコを通り、アメリカ合衆国へ渡る移民のルート。
メキシコシティを通るルートが一番危ないとされている。



そんな移民たちをテーマにした写真や絵画の展覧会『Migrantes flontera sur』が、現在フランシスコ・トレドの作品が展示中のCASA LAMMで行われています。
mig2.jpg
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展示の規模は小さいですが、移民たちのありのままの姿を捉えた写真が印象的でした。

まるでピクニックにでも出かけるかのような感じの幸せそうな家族のスナップ。
しかし、その先に待っている過酷な旅のことを考えると、胸がえぐられるようでした。

ここに写る人々は、生きているのだろうか。北へ無事に辿り着けたのだろうか。
そして、幸せに暮らしているのだろうか......。

展示は9月7日まで開催中です。
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[ 2010/09/01 13:38 ] お知らせ | トラックバック(-) | CM(0)
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