El fandango en la frontera

辺境のファンダンゴ。メキシコ在住ライターのラテンアメリカ情報ブログ。

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闘う画家フランシスコ・トレドのドキュメンタリー公開 

toledoposter.jpg

ここでも紹介した移動ドキュメンタリー映画祭=アンブランテで上映され話題を集めた
画家フランシスコ・トレドのドキュメンタリー、『El informe Toledo』(トレドについての報告)が現在メキシコシティで劇場公開中です(全国順次上映)。監督はアルビノ・アルバレス。
この映画、すごく好きなので、ぜひいろんな人に観てほしい。
アートが好きなひともそうだけど、それよりも、オアハカ、アクティビズムに興味のある人は必見。



Trailer "El Informe Toledo", de Albino Álvarez from Apolorama Netzine on Vimeo.


映画『El informe Toledo』予告編↑
この映画に関してはラティーナ2010年4月号アンブランテの記事のなかでも書いているのでご参考までに...。

フランシスコ・トレドはオアハカのフチタン出身。サポテコの血を引く芸術家。
1970年代のCOCEI(イツモ地区労働者農民学生同盟)では先住民運動の中心となり、市民団体PROAXを設立し、私財を投じてオアハカの町に学校、美術館、図書館など文化施設を建立。オアハカの民族植物園も、彼が設立に関わっています。
2003年にオアハカの町にマクドナルドが進出しようとしていたのを撤退させ、2006年のAPPO(オアハカ村落民衆協会)でも市民とともに闘い、活動家としても知られる存在。
映画は、そんな活動家としての彼の功績を多く捉えていて、カフカの短編『ある学会報告』に登場する猿=ペドロ・ロホをテーマにした代表版画シリーズを軸に展開していきます。

メディア嫌いなトレドが映画に出演するってこと自体スゴいのですが、さらに驚くのが
トレドはこの映画を未だに観ていないのだと..監督の後日談で知りました。
自分が被写体になることにまったく興味がないそうです。

映画のなかでもそれを象徴するシーンがあります。
自分の記事が大きく掲載された新聞を版画を包む紙として無造作に使ったりしていて、
ほんと、この人別に自分が(メディア的に)どう捉えられようが、どうでもいいんだなー、
作品に打ち込むことだけしか見えていないんだなーと感心。達観してる。


expotoledo1.jpg

今年はトレドの生誕70周年ということで、映画のテーマにもなっている、カフカの『ある学会報告』をモチーフにしたトレドの版画シリーズの展示が9月末まで行われています。
expotoled.jpg

場所はメキシコシティのローマ地区にもある文化センターCASA LAMMのギャラリー。
作品数自体がそれほど多くないし、とても地味な感じなのですが、映画を観た後だとグっときます。
(ちなみにCASA LAMMで同時開催されているのがトレドと同じフチタン出身の画家(名前忘れた)なんだけど、
コンテンポラリーアートを代表する画家とされてるが、全然良くなかった。中米から北へ渡る不法移民の写真展のほうは見応えありです)

ところで、上映関連のシンポジウムに参加したのですが、
なんとそこにエレナ・ポニアトウスカが来ていてぶったまげました。

simposiotoledo2.jpg
ENAPで行われたシンポジウムの様子

彼女は映画にもトレドの親友として出演しています。
すげえ、いい話をたくさんきけたので、そのレポートを雑誌に書きました。
また掲載時にお知らせします!








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[ 2010/08/30 22:08 ] 映画 | トラックバック(-) | CM(2)
この映画オススメしてもらって本当によかったです、木曜からフチタン行ってきます。新しい発見があるといいなぁ~~~♪

[ 2010/08/31 07:32 ] さる [ 編集 ]
>さるさま
フチタンいいな~。またブログでの報告楽しみにしています!
[ 2010/08/31 09:58 ] chola [ 編集 ]
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