El fandango en la frontera

辺境のファンダンゴ。メキシコ在住ライターのラテンアメリカ情報ブログ。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

チカーノ現代アートのパイオニア、ASCO回顧展 

IMG_1240.jpg

latina2013_6.jpg

ずいぶん紹介するのが遅くなってしまいましたが、現在発売中のラティーナ2013年6月号にチカーノ(メキシコ系米国人)の現代アートのパイオニア的グループ、ASCO (アスコ。スペイン語で吐き気)のメキシコ初大規模回顧展の紹介記事を書かせていただきました。


(うわー、すみません。ここで懺悔しますが、記事のなかではASCOの回顧展が世界初と書いてしまいましたが、実際はちょっと前にロスで大規模な展覧会が開催されてました。正しくはメキシコ初です)。展覧会はMUAC(メキシコ国立自治大学付属現代美術館)で、7月28日まで開催中です!そのホームページ

IMG_1243.jpg

このASCOは、1972年から1987年まで活動。移民としてのアクティヴィズムを打ち出し、パフォーマンス、映画、絵画、音楽と多岐にわたって活動したグループ。
ロスの美術館の扉にスプレーで落書きをし、それは「移民で、労働者階級のアーティストの作品を扱わない=扉が開かれていない美術館だから落書きしてやった」と言ってのけたわけです。
それから40年後。かつて扉に落書きした同美術館で自分たちの回顧展が開催され、レッドカーペットまで敷かれて出迎えられたという、逸話があります。

IMG_1255.jpg
IMG_1252.jpg
IMG_1257.jpg
IMG_1258.jpg
IMG_1260.jpg
IMG_1265.jpg
IMG_1266.jpg

路上パフォーマンスのスナップ

IMG_1273.jpg

『チカーノ・シネマ』と名付けられたシリーズ。かつて8mm少女だった私にとっては、こうい学生映画ノリは懐かしくほほえましくもある

IMG_1279.jpg

メンバーのなかには、ロス・イリーガルスという名前でバンドをやってた人もいた。そのアルバムジャケ。

IMG_1281.jpg
IMG_1282.jpg
IMG_1284.jpg

IMG_1288.jpg
アニエス・ヴァルダの映画のための美術も手がけていたそうで、そのセット。

メンバーのひとり、パッツィー・バルデスは現在、画家として活躍していて、ロス・ロボスのメンバーも参加しているLOS SUPER SEVENのアルバム『CANTO』ジャケの絵を描いています。
lossuperseven.jpg


そんなASCOを彷彿とさせる音楽グループが、日本でもアルバム『カンタ・ガヨ』が発売中のエル・ハル・クロイ。

BG5142.jpg


Facebookページ


なんか70〜80年代の匂い+トロピカリア(60年代後半、ブラジルの独裁政権に拮抗するための社会的な音楽運動)の影響を受けた音が、耽美でありながら激しく政治的だったASCOの姿とだぶるのです。

関連記事
[ 2013/06/13 20:07 ] 文化 | トラックバック(-) | CM(0)
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。