El fandango en la frontera

辺境のファンダンゴ。メキシコ在住ライターのラテンアメリカ情報ブログ。

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大統領就任日のCalle13のコンサート 

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現在発売中のラティーナ2013年1月号の海外ニュース、メキシコでは2012年12月1日、大統領就任日についてを書かせていただきました。(関連記事 大統領就任の顛末 
12月1日、エンリケ・ペニャ・ニエトが公式に大統領になり、PRIに政権が戻りました。これに反対する人々が平和的に抗議活動を行っていたのですが、79人が警察によって捕らえらました。
私の家の1 ブロック先でそんな事件が起こっていたのですが、その時は家にこもって、テレビで就任式を見ていたので、その場にはいませんでした。もしもその場にいたら….と思うと正直怖いです。逮捕されたなかには複数のジャーナリストたちがいて、そこにはルーマニアの若い写真家も含まれていました。メキシコはジャーナリストにとって最も危険な国のひとつとされていますが、それを改めて痛感させる出来事でした。

その夜、メキシコシティでcalle13のコンサートがあり、行ってきたのですが、
のっけから、メディアや権力者批判をMCで発言して飛ばしまくっていたResidente(Rene)。

なんと、コンサート中盤に活動家のアメリカ・デル・バジェが登場して演説!



彼女の父、イグナシオは2006年メキシコ州のアテンコ空港建設反対運動(現大統領ペニャニエトは当時州知事として警察に指示し、反対運動を起こす人々が殺されたり収監された)の中心だったFPDTのリーダー。

「今日新しい大統領が就任したけど、彼を大統領だとは認めない!彼は人殺しや強姦をした」と叫び、
それに応えるかのように観衆たちは「ペニャはPUTO(ビッチ)だ!ペニャは出て行け」の大合唱。
スクリーンには『Yo soy 132』の文字が浮かび上がり、『ペニャは殺人者で、大統領ではない』という垂れ幕までステージに飾られていました。あとメキシコのグラフィティライターを招き、ペニャとキャピタリズムに抗議するライブペインティングを行ったりと、やりたい放題。
マヌ・チャオは2009年のグアダラハラ映画祭で、アテンコ事件についてや、政府に対する抗議を記者会見で行った関係で、それ以来メキシコでコンサートができない状況が続いていますが(その関連記事 )、Calle13は、自分たちでは政府への抗議を言葉には出さず、態度で示したわけです。彼らのメキシコでの活動に今後何も影響がないといいんだが…..。
コンサート前にすごいことを用意していると言っていたcalle13だけど、ゲストに有名なメキシコのアーティストを呼んでお茶を濁すわけではなかったのがよかった。
リスクを省みずに、常にPUEBLO(民衆)の側でメッセージを発信し続ける彼らの姿勢は本当に痛快でした。

ちなみにメキシコで12月1日に捕らえられた人々のなかで、現在も14人がまだ拘留されています。
もうすぐ歳も明けてしまうなか、閉じ込められ、どんなに辛い思いをしていることか。
一刻もはやく、彼らが自由になることを毎日祈っています。

以下はCalle13の曲

Latinoamerica



La vuelta del mundo(この曲大好きなんだが、このビデオはあまったるすぎて、ちょっと好きじゃないけど)


La bala

15カ国で録画された映像によるCalle13のビデオLa bala(弾丸)では日本も登場。この世に「金は少ししかないが弾丸はたくさんある。食べ物は少ししかないが、弾丸はたくさんある」と歌う。貧困、暴力についてのシンプルで強烈なメッセージ。











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[ 2012/12/22 12:07 ] 音楽 | トラックバック(-) | CM(0)
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