El fandango en la frontera

辺境のファンダンゴ。メキシコ在住ライターのラテンアメリカ情報ブログ。

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映画『Hecho en México』 

hecho-en-México-carteles

9月21日より、メキシコとアメリカ合衆国で公開される音楽ドキュメンタリー映画、『Hecho en México』(メイド・イン・メキシコ)。

予告編↓


公式サイトはこちら

伝統からオルタナティブ、有名からアンダーグラウンドとメキシコ各地のありとあらゆるタイプの音楽をとりあげているのがすごい。そして、政治的な視点もとりいれている。

参加アーティストをざっと挙げると…...



チャベーラ・バルガス、グロリア・トレビ、アレハンドロ・フェルナンデス、カフェタクーバのルベンとメモ、リラ・ダウンズ、フリエタ・ベネガス、モロトフ、キンキー、アマンディティータ、ナタリア・ラフォルカデ、カルラ・モリスン、マルディータ・ベシンダーのロコら有名どころからバンダ・エル・リモン、ロス・トゥカネス・デ・ティファナといったノルテーニョ、バンダのこてこて大衆系、ソンハローチョの重要バンド、モノ・ブランコや、ロス・コホリーテス。先頃のwirikutaフェスで一躍有名になった、ウィチョールのグループ、ベナード・アスールや、チアパス州のサンファン・チャムラの伝承曲を歌うグループYajvalel Vinajelや、チャムラのヒップホップグループSLAJEM K’OPまで登場。そしてアンダーグラウンドなアリGUAGUA(クンビア・クィアーズ、ウルトラ・ソニカス)、ロス・マクアーノス、ノルテーニョとフォークをミックスした新鋭、ファン・シレロルまで取り上げている(さらになぜかCalle13のResidenteも出ている。プエルトリコ人だけど)。
インタビューには、エレナ・ポニアトウスカや、ブルーデーモン、ディエゴ・ルナ、ダニエル・ヒメネス・カチョほか多くの文化人、知識人から一般の人々まで色んなメキシコの人々の声が登場します。こんな映画は今までなかったのではないかと思います。

実は、日本の雑誌のためにこの映画の監督、ダンカン・ブリッジマンにインタビューさせていただきました(後日掲載のお知らせをします)。
そこまで至るのにトラブルが…まず、試写の後に、インタビューとなったのだが、イギリス人のダンカンはスペイン語ができない!私は英語ができない!この日に監督が来るなんて知らされてなかったので、当然インタビューの準備もしていなかった。

同試写には、スペインのエル・パイスとエル・ムンドとテレビサ・ニュースの女性たちも来ていたのだが、みんな英語ができるではないか。ああ、すみません私、中学、高校とも英語の成績は2です。
配給会社ビデオシネの広報担当のアドリアーナは、一生懸命私に通訳してくれようと、してるけど、混乱して私に英語で喋ってるし….。いや私は外国人だからそりゃ英語で話しかけたい気持ちもわかるよ。

結局、監督専属の通訳同伴で別の日にインタビューすることになったんだけど、アドリアーナが、「ああ、私がもっと通訳できるくらいに英語が出来たら…本当にごめんなさい」とか謝ってるのをみて、私も「いや、私も英語ができれば問題なかったのに、ふがいなくてすみません」とか言いながらも、
監督に対して、メキシコの映画を撮ってるのに、スペイン語しゃべれないってどういうことなんだ、と半ばキレ気味に、「あんたもスペイン語を勉強したほうがいいよ!」と言ってしまいました。

それで、後になって私よりもめちゃめちゃ年上の方だと知ってちょっと自分の態度について反省したのだが、監督は器がでかいので別にそんなことで怒ったりしていなかった。むしろ、後日インタビューしたときに、監督はスペイン語できないといいながらも、けっこう喋れて、それなりに会話できたので、「先日はスペイン語勉強しろとか偉そうにいって、ほんっとすみませんでした。私も英語できなくてすみません」と謝ったら、「いや、でもさ、君、英語勉強する必要ないでしょう?メキシコにいるんだし。僕は本当にスペイン語の勉強が必要なんだ」と言ってくれたので、安心した。なかなかどうして、いいやつじゃないか!(と、調子にのる)

ちなみにこの映画、なんと、あのテレビサの社長がエクゼクティブ・プロデューサーなのだ....(関連記事:テレビサの前でのyo soy132 のアクション)配給のビデオシネもテレビサ系列だし….。
映画は面白いし、出演者たちだって反骨精神あふれる人たちが多いのに、テレビサが配給という事実を知って、愕然としたわけだが、思い切って監督へのインタビューで、いったいコレはどういうことなのかもダイレクトに質問しました。詳しくは、またその記事が掲載されたときに、お知らせします。
しかし、インタビュー場所だったビデオシネ、100年以上前の荘園を改修してて、超金有りオーラが出ていて、出してくるコーヒーのカップにまでテレビサのロゴが入っていたので、どんどんいやーな気分になっていった。しかもそんな状況で質問するのはけっこう勇気が要りましたが、無事に生還できました。


hem_director.jpg
左から通訳のJP、ビデオシネのアドリアーナ、そしてダンカン監督。
(この写真はジャージ姿なので雑誌には使うなと言われたので、ブログに使います)

ダンカン・ブリッジマンは音楽とマルチメディアで表現する1GIANT LEAPのメンバーで、自分は本来ミュージシャンだと言っていました。世界中を旅していろいろな土地で出会った音楽をミックスし、壮大なひとつの歌へと紡いでいくスタイル。
いままでに「Unity Through Diversity / All Who Wander Are Not Lost 」(2002)、「What About Me」(2008)の2本の長編映画を撮っている。「What About Me」は日本でも撮影されています。








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[ 2012/09/19 17:24 ] 映画 | トラックバック(-) | CM(0)
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