El fandango en la frontera

辺境のファンダンゴ。メキシコ在住ライターのラテンアメリカ情報ブログ。

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ソトコト2011年2月号 メキシコ流エコロジー建築 

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久しぶりにソトコトのお仕事をさせていただきました。

1月4日発売のソトコト2012年2月号の特集、「あたらしい自給自足」。
脱原発や環境活動に関わる、女優の吉本 多香美さん一家の石垣島での移住生活や、国内外であたらしい自給自足を生活に採りいれている人たちが紹介されています。

その特集のなかの、『メキシコ流リサイクルでカッコいい生き方』という記事を書かせていただきました。

メキシコ北部、バハカリフォルニア州エンセナーダ在住の建築家カップル、アレハンドロ・ダコスタさんとクラウディア・トゥレントさんたちの手がけた、リサイクル素材や自然に還る素材でできていて、電気を極力使わない住宅やワイナリーなどの建築の数々や、ふたりの活動について取り上げています。

オアハカやチアパスなどの先住民コミュニティで働いた経験をもとにし、先住民から受け継がれた知恵がつまっている彼らの建築は、見た目にもあたたかみがあって、かっこいいし、その哲学も深い。
わたしも今回の取材で、家への考えかたが180度変わるほど影響を受けました。

写真はメキシコ在住の写真家、鯉谷淑敬さん、編集はソトコトのスティーブ・ジャービスさんで、14ページに渡る記事です。
前回、オアハカの民族植物園の記事をやったときと同じメンバー。
鯉谷さんの素晴らしい写真と、アレハンドロさんとクラウディアさんの協力のおかげで、とってもいい記事になりました。

以下は撮影の合間に私が撮ったもの。

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アレハンドロ家の玄関脇には夫妻が先住民コミュニティで働いた各地のメタテ(トルティージャの粉をこねるための石器)が並んでます。

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これが家の一部なんて信じられる??
くわしくは、ぜひ記事をご覧下さい!


メキシコは今、ものすごい勢いで発展しています。まるで経済成長期の頃の日本のようです。

アレハンドロさんとクラウディアさんの建築は、そんな先進国のマネをしはじめ、発展し続けるメキシコ社会に警鐘を鳴らしているかのようにも見えます。

メキシコにも2024年までに原発を3箇所も増やす計画がありましたが、メキシコ湾のガス発見により、天然ガスと自然エネルギーにシフトすることになったそうです。マジで良かった....。でも、これって、結局アメリカのいいなりでガス田開発に力を入れるために決まった方針のようですが...
Bloombergの記事参照)

さて、取材のこぼれ話を。



メキシコで建築写真家として活躍する鯉谷さんが、メキシコの建築会議に出席した際にアレハンドロさん(以下敬称略)と偶然知り合ったのが縁で、今回の取材が実現。
急な依頼にも関わらず、アレハンドロはこころよく取材を引き受けてくれて、つきっきりでいろいろ案内してくれました。

前回の記事でも紹介したホテルは、クラウディアがインテリアを担当している関係で、泊まることになったのだ。建築は、メキシコ気鋭の建築家、マウリシオ・ロチャ(調べたら超有名写真家Graciela Iturbideの息子!)が手がけているそうだ。その気鋭の建築家だか何だかしらないけど、そいつは一度もあのテントに泊まった事がないらしい。建築しといて、どーなのそれ?いちど激寒のなか、あそこに泊まってみて、「あちー!つめてー!あちー!つめてー!」ってなるシャワーを浴びてほしいもんだね!....と、まあそれは置いといて....


アレハンドロの粋なはからいにより、太陽が沈む頃、私たちが泊まっているホテルの敷地内にある(なんとテントホテルは広大な敷地をもっている)
海が一望できる山の上に連れて行かれ、そこにはワインが準備されていました。
PC073955.jpg
PC073961.jpg

これは、ベタだけど、素敵すぎるな...っていうか、恥ずかしくなってきたよ。
なんかアレハンドロがジャン・レノにしか見えなくなってきたし。
しかし、オー、ノ~~!! ワインオープナーがないことが判明!

「心配ないよ~」と、アレハンドロがおもむろに片方のブーツを脱ぎ、ワインボトルにブーツを履かせて、地面にガシガシ叩き付ける。その圧力でコルク栓を抜こうとしているわけですが....

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見事、失敗! 

PC073958.jpg

結局ワインオープナーをホテルの人が持って来てくれたので、それで開けました。でも彼曰く、この方法、けっこうな確立で成功するらしい。

取材していくうちにアレハンドロが、メキシコの酒業界にかなり深く関わっている人物というのが判明。
このアレハンドロのお兄さん、ウーゴが、メキシコワインの革命児と呼ばれるひとで、エンセナーダで数々のワインプロジェクトを手がけているのですが、その流れでアレハンドロ一家もエンセナーダに住むことになったのです。

続きは長くなるので、別記事で紹介します。
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[ 2012/01/04 17:42 ] 業務報告 | トラックバック(-) | CM(0)
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