↑ノルテック最後のアー写(?)は、自分たちそっくりなマスクを被ったもの....メキシコ北部の米国との国境の町、ティファナ発のテクノ・コレクティヴ、ノルテックのBostich+Fussibleが、最新アルバム『MOTEL BAJA』を9月16日に全世界リリースしました。なんと、本作が最後のノルテックの作品となり、そのツアーを最後にノルテックを終結すると宣言しています。ラテンアメリカのテクノを代表し、15年活動してきたノルテックが、今なぜ終結を決意するのに至ったのか……その真意について、2014年9月20日発売、月刊
ラティーナ10月号の記事のために、ボスティッチとフッシブレに独占インタビューをさせていただきました。ぜひぜひ読んで下さい!
月刊ラティーナ10月号では、『グローカル・ビーツ2014』として、世界のルーツに根ざした新しい音楽を特集しています。
まだ手元に届いていないのですが、すっごく面白そう!到着が楽しみです!

10月号の詳細は
こちら また『モーテル・バハ』の国内流通盤のライナーも書かせていただきましたが、そちらには、本人たちによる全曲解説が掲載されています。
ノルテック・コレクティヴ・プレゼンツ・"ボスティッチ+フッシブレ" 『モーテル・バハ』試聴は発売元のミュージックキャンプのホームページでできます→
ノルテック・コレクティヴ・プレゼンツ・"ボスティッチ+フッシブレ" 『モーテル・バハ』このアルバム、彼らが好きなことを思いきり詰め込んだような内容で、ゲストにはトム・トム・クラブ、元クラフトワークのヴォルフガング・フリューア、アトムハートなどが参加しています。
ちなみに『モーテル・バハ』の仕上げ作業を行ったのが、旅のwebマガジンTABZINEの【
とっておきの一夜をどうぞ。泊まってみたい「メキシコの奇妙なホテル」5選 】でも紹介した、デザインホテル、エンクエントロ・グアダルーペというのが面白い。このホテル、バハカリフォルニア州エンセナーダのメキシコ最高級ワインの産地、バジェ・デ・グアダルーペにあり、ワイナリーとぶどう園の中に建てられている小屋みたいな高級ホテル!『モーテル・バハ』には、そこで行われたパーティ形式の公開録音の曲も含まれるのですが、その場にいたオーディエンスたちは、まさかノルテックがこれで終わるとは思ってもいなかったようで、大自然のもとでパチャンガ(どんちゃん騒ぎのパーティ)を楽しんでいたそうです。
ノルテックは終わっても、その国境のパワフルさと哀愁を包み込んだ音楽は、世界のどこかのパチャンガで鳴り響き続けることでしょう。
↑『モーテル・バハ』のティーザー。うーむ、あやしい.....。